今さら説明するまでもないが、プラナリアは身体をバラバラに切断しても再生して、それぞれの切片が新たな完全な1個体になってしまうという驚異の生物である。
高校の生物の教材としては有名で、扁形動物でかご状(かご形)神経を持ち、ユーモラスな形で滑るように、しかも意外に速いスピードで移動する 。
我が国では、実験材料や教材としてGIと名付けられた個体が有名だ。
GIとは、プラナリア研究の第一人者、渡辺憲二教授が岐阜県(G)の入間川(I)で採ってきたものを増殖させた、実に飼いやすい個体。
このプラナリアの遺伝子とほぼ同じものを持つものは、GI系と呼ばれている。
最近では、小学生あたりも知っていて、自分たちで探してみたりするらしいが、昨今の破壊の進む自然界では、かなり生息地が減ってきてしまっており、見つけるのはかなり大変でもある。
見かけによらず肉食で、鶏のレバーなどを好んで食べる。
以前、主はある川の横の溜まりでこれが団子状になって群れているのを見つけたことがある。
数にして数百匹というもので、これだけの数になるとかなりの不気味さでゾッとしたものだ。
このプラナリアの大群の中心には、なんとトウモロコシの芯が転がっていたのだが、おそらくトウモロコシを食べる小さな水生昆虫や線虫、ミミズなどを食べていたのだろう。
僕は、再生の実験を既に何度も行っており、どういうふうに再生してくるかよく知っているので、今回は再生の実験はしていない。
再生するといっても、何だか痛そう(痛覚神経があるかは判らないが)だし、かわいそうな気がしてしまって。
でも、いずれこのWebサイトのページに載せるために、実験としてやらなきゃいけないだろうな。